上記記事にて「気が向いたら慣れた人向けの記事を書きます」と書いて早数年
気付けばWGCをはじめとして、以前よりも日本国内でEz2Catchをプレーされる方が増えてきたので、もうちょっと踏み込んだ内容で書いていこうと思います。
前提バージョン
EZ2AC FINAL:EX version 1.50(2023/07時点最新バージョン)
※旧作(主にEz2Dj 7th系統)については、本稿では扱いません
本稿の想定読者
・片手プレイヤー ※両手(ハンドル)プレイヤーは適宜読み替えてください
・Lv10以上の譜面にトライしてみたい人
・EZ2AC MANUALの攻略記事だけでは物足りない人
プレー時に意識する事について
本モードはターンテーブル(スクラッチ)のみを利用するため、主に譜面の視認方法とターンテーブルの回し方の2点が重要になってきます。
それぞれの項目で意識するべきポイントを以下にまとめます。
譜面の視認方法
- 大前提として、キャラクターではなくノートを見るようにしましょう。
鍵盤系のモードと同じように、下図の点線部分を見るイメージで。 - ロングノートは単発と同じ扱いです。
始点が反応したらすぐに次のノートに集中。 - 上記2点を意識した上で、譜面の導線を意識しましょう。詳細は後述の「譜面の導線認識について」を参照。
ターンテーブルの回し方
- ターンテーブルの上半分を使って回しましょう(切り返し、遠距離配置の対応を取りやすくするため)
- 人差し指/中指/薬指の3本で、ターンテーブルの表面を掴みましょう
(特に、中指/薬指に体重乗せておくと安定させやすい)
譜面の導線認識について
このゲームは譜面の導線認識力が7割です。
以下のポイントを抑える事で、大体の譜面配置に対応できるようになります。
階段配置
- 単発の階段は見たまま辿るイメージでOK
- 2~3個の隣接/1個空きの階段は、階段の真ん中を見るようなイメージで
- 3レーン以上にまたがる階段は、後述のブロック認識を併用する
同時押し
- キャラクターが拾える範囲(3つ)は落ち着いて拾いましょう
- 遠い配置は遅抜けが鉄則です。早入りダメ、ゼッタイ(というかできません)
キャラクターの頭上を起点に、基本的にはノート1個分程度の判定猶予があります。(辛判定譜面など、例外はあります)
以下のような明らかに遠い配置は、始点となる個所を先に拾ってから、同時に配置されているノートを素早く取りにいく事で対応可能です。 - 階段に同時押しが付いてくるパターンについては、階段を意識する事で対応可能。
ブロック認識
- 1個空きの16分階段が続いて辿るのが難しい場合は、譜面を注視せず、5レーンの範囲で16分往復で振る事も有効。
(以下のようなパターン) - ゴリ押しのように見せかけて、かなり難しい難易度帯(Lv16以上)だとこういった配置も頻出するため、実は必須スキル。
遠距離配置(トリルなど)
- 頑張りましょう。
- 強いて言えば、手首のスナップだけで(=指先/腕に力を入れないように)回せるように出来るのがベスト。
オススメ譜面(Lv11~Lv14でピックアップ)
上達に向けて練習になりそうな譜面をご紹介。紹介するもの以外にも、練習になる譜面は多数存在するので、1曲目保証を活用して色々チャレンジしていきましょう。
(11)Stranger NM (ENDLESS CIRCULATION)
- 曲が良い
- 綺麗目な導線
- 16分による振りがかなり要求される
(11)Gray Street NM(7th TraX 1.0)
- 曲が良い
- 同時押し複合(3~4レーン程度空いたゴミ付き配置)
- 遠めの配置も多く、導線読みが問われる
(11)A Final Dreaming NM(BONUS EDITION)
- 曲が良い
- トリッキーな同時押しの練習
- 終盤はかなり実戦的な導線読み+振り回し配置アリ
フルゲージクリア出来たらかなり上手い
(13)Flicker HD(EVOLVE)
- 曲が良い
- カット対処が必須な同時押しのオンパレード
- 横認識が問われる配置も出てくる(24分乱打など)
(13)JMJ NM(4th TraX)
- 曲が良い
- 実戦的な同時押し複合譜面
- この譜面が出来れば、譜面認識力は一人前
(14)Lucid NM(7th TraX 1.5)
- Ez2Catch入門譜面(ガチ)
- 一通りの導線認識が要求される総合力譜面
- 相応のスタミナも要求されるので、挑戦段階はスタミナ配分に要注意
(特にアウトロ手前の畳みかけには要注意!) - ここまでに紹介した曲を余裕持ってクリア出来れば大丈夫
おわりに
単純なゲームシステムだからこそ、譜面認識に意外と頭を使う本モード。
入門まで到達出来たアナタには、新しい音ゲーの楽しみ方を発見できる事間違いなし。
ここで紹介した中以外でも、鍵盤モードに負けず劣らずの骨太譜面が勢ぞろい。これを読んだ読者の皆様も、まずはLucidのクリアを目標にしつつ、ぜひ全譜面制覇を目指してみてください!!